2014年1月9日木曜日

ノエルの旅立ち

2005年、8歳のときにHOJにやってきたノエルが、
16歳になったのを機に、HOJを巣立って働くことになりました!

はじめは弱虫で泣き虫だったノエルですが、
成長するにつれて手先の器用さと、やりたいと思ったことを必死で練習する執念を身につけ、
ジャグリング、一輪車、逆立ち歩き、どれも他の子の何倍も練習して、本当に上手になりました。

みんなで遊ぶよりは一人でいることを好む「クールな一匹狼」なキャラだった時期もありますが、
ここ1~2年は急成長して、小さい子の面倒を見たり、
ビジターと積極的に関わる姿を見せてくれていました。

もう少し成長を見ていたい、と思っていましたが、やはり彼も男です。
16歳になったら働く」というのは、フィリピンの田舎では、決して珍しいことではないんです。

高校が4年制から6年制に変わり、あと6年勉強しないと高校を卒業できないことになったのも
彼が働くことを選んだ理由の一つです。

HOJはあくまでも「私立」の孤児院で、「こどもたちを学校に行かせる施設」として
認可を受けているので、学校に通わない18歳以下の子を住まわせるわけにはいきません。

マティにある市の福祉局が運営している施設に、孤児の自立支援プログラムがあったので、
そこで、住み込みで働かせてくれる洗車場を紹介してもらいました。
施設のすぐそばの洗車場なので、ちょくちょく職員さんが様子を見てくれるそうです。

「そこで一生懸命働いて、18歳になるまでがんばりな。運転免許証を取らせてあげるよ。」
と約束すると、彼は嬉しそうにうなずきました。

マティにはしょっちゅう行く用事があるので、これからは行くたびに、
ノエルに車を洗ってもらおうかと思います。

みなさん、ノエルの門出を祝福し、前途の幸せをお祈りください!

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